
『現代アートがよくわからないので楽しみ方を教えてください』
鈴木 博文
発行: 日本実業出版社
四六判 317ページ
「わかる人にしかわからない難しいもの」と思われがちな現代アート。楽しく読み解き、アートの世界を深く味わうことができるようになる視点の「9つの型」を紹介します。なんとなくぼんやり眺めていた作品も、「なるほど!そういうことか!」とモヤモヤが晴れて、脳がスパークするような感動の瞬間が訪れる!
目次
序章 どうして「現代アート」はわかりづらいのか(「現代アート」とは何を指すのか;「現代アート」がわかりづらい理由 ほか)
第1章 アートってどこを見ればいいの?次元(鑑賞1;アートには3つの次元がある? ほか)
第2章 アートは何のために作られているの?目的(鑑賞2;アートには3つの目的がある? ほか)
第3章 アートは何を扱っているの?材料(意味がわからない「現代アート」の最大の特徴は「偶然性」;鑑賞3 ほか)
第4章 実践編 アウトプット鑑賞(アンディ・ウォーホル「キャンベル・スープ缶(黒豆)」
マ・ヤンソン/MADアーキテクツ「Tunnel of Light」 ほか)
鈴木 博文
1990年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部美術専攻卒。公立中学校正規美術教員を9年勤務後、「子どもよりもまず大人に美術の楽しさを知ってほしい」と2022年2月に退職・独立。現在は「美術解説するぞー」として、執筆活動や、誰もが制作を楽しめる教室「×art|かけるアート」を運営しながら、X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeで「なんとなくからなるほどへ」をモットーに、美術史や美術鑑賞が楽しくなる「視点」をわかりやすく解説。