『酒場の君』
武塙麻衣子
発行:書肆侃侃房
四六判 並製 174ページ
「私はこの夜をきちんと覚えておこうと思った」
横浜、野毛、鶴見、川崎、西荻窪、渋谷、武蔵小杉、湯島、早稲田、そして長野、名古屋、京都━━。忘れえぬ酒場の思い出。
私家版ながら大きな話題を呼んだ『酒場の君』が書き下ろしを加えてついに書籍化!文筆家・武塙麻衣子待望のデビュー単行本。
武塙麻衣子 (タケハナ マイコ)
1980年横浜生まれ。立教大学文学部卒業。客室乗務員、英語講師などの職業を経て作家となる。日記ZINE『驟雨とビール』『頭蓋骨のうら側』など。『群像』2024年6月号より小説「西高東低マンション」を連載中。