『往復書簡 今夜、緞帳が上がる』
岸波龍 武塙麻衣子
発行:MACHINE BOOKS A6判 97ページ
東京・水道橋で「機械書房」という本屋を営む岸波龍さんと、作家の武塙麻衣子さんによる、往復書簡の第二弾です。
武塙さんは、日記などのZINEで人気を集め、先日、デビュー単行本となる『酒場の君』(書肆侃侃房)が刊行されました。文藝誌での小説連載もはじまり、これからますますという作家さんです。SNSでの発言をふくめ、どこにどんなものを書いても、自然とおもしろく読めてしまう作家さんです。岸波さんは、発言と実行の力と、肩の力の抜き方が絶妙な方で、本屋のみならず、創作や批評にも多彩な才能を発揮し、界隈を盛り上げつづけております。
そんなお二方の往復書簡は、質問をぶつけあいながら、そのときどきの暮らしぶりや読んだ本、先々のことや今の思いなどが綴られます。何か自分もがんばろうかなと、不思議と元気をもらえるような、そんな往復書簡です。