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俳句が伝える戦時下のウクライナ

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『俳句が伝える戦時下のウクライナ: ウクライナの市民、7 人へのインタビュー』 馬場朝子(編集・翻訳) 発行: 現代書館 四六判 224ページ ウクライナに暮らす人たちは、この戦争に何を思い、どのように暮らしているのか。ウクライナで俳句を詠む7人の俳句を紹介しつつインタビューを行い、本書にまとめた。 戦争開始直後にミサイル攻撃を受けたキーウ、ポーランドに近く避難民が押し寄せたリヴィウ、ロシアとは目と鼻の先で激戦地となってしまったハルキウなどから、戦争に苦しむ人たちの様子が伝えられる。 絶え間なく鳴り響くサイレン、警報を聞いたら家の中で2枚の壁の間にいるようにする「2枚の壁ルール」、ミサイルが発射されてから到達するまでの40秒を息を潜めながら数える緊張した日々、戦争で身体の一部を失った若者……。また、誰にも収穫されることなく砲撃で燃える麦畑、毎年そこで繁殖する渡り鳥の不在、避難しなければならなくなり置き去りにされたペット……。 俳人ならではの目配りによって、報道では決して伝わらない、私たちの想像を超える戦争のリアルが切実に報告される。 馬場朝子(編集・翻訳) 1951 年熊本生まれ。1970 年よりモスクワ国立大学文学部に6 年間留学。帰国後、NHK に入局、ディレクターとして番組制作に従事。「スターリン 家族の悲劇」「トルストイの家出」「ロシア 兵士たちの日露戦争」「未完の大作アニメに挑む―映像詩人ノルシュテインの世界」「揺れる大国 プーチンのロシア―膨張するロシア正教」など、ソ連・ロシアのドキュメンタリー番組を40 本以上制作。 著書に『タルコフスキー:若き日、亡命、そして死』(青土社)、『低線量汚染地域からの報告:チェルノブイリ26 年後の健康被害』(共著NHK 出版)、『ロシアのなかのソ連:さびしい大国、人と暮らしと戦争と』(現代書館、2022 年)、『俳句が伝える戦時下のロシア:ロシアの市民、8 人へのインタビュー』(現代書館、2023年)など。

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